FireTV、メディアプレイヤーという括りで呼ばれる機器ですね。
HDMI端子に接続するだけで、テレビ画面から直接アプリなどを操作することができます。
動画配信サービス、Huluなんかを見るのに便利なんですが一つ疑問が。
実はFireTVシリーズ、Stick版とボックス型の”FireTV”が存在します。
価格や性能に差があるのですが動画配信サービスを見るならどっちの方が良いのでしょうか?
FireTVとStick版の違いを表で確認
◯Fire TV Stick
◯Fire TV
見た目はそれぞれこんな感じ。
Stick版はHDMI端子に機器を直接つなげるだけ。FireTVはボックス型の機械をHDMIケーブルでテレビに繋げる必要があります。
そのためハード自体を比較すると、Stickの方がかさばらないため運用しやすいかと。
Fire TV Stick | Fire TV | |
---|---|---|
価格 | 4,980円 | 11,980円 |
プロセッサ | クアッドコア | クアッドコア |
メモリ | 1GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
解像度 | 最高1080p(フルHD) | 4K(UHD) |
外部ストレージ | なし | microSDスロット |
USBポート | なし | USB2.0 |
性能が勝っている方を赤字で表記しています。
見て分かる通り、スペックに関しては価格帯以外はStickよりFireTVの方が高性能です。
特に気になるのは解像度でしょうか。まだまだ動画配信サービス界ではフルHDが最高という風潮ですが、プライムビデオやdTVなど少しずつ4kに対応する流れも来ています。
現状はまだまだフルHDが最高でも良いですが、長い目で見た場合は何とも。
ただフルHDでもブルーレイ相当ですので美麗です。価格と相談しながらですね。
その他メモリは外部ストレージの有無は動画配信サービスを見る上では特に関係ないでしょう。メモリが1GBもあれば十分ストレス無く再生できますから。
外部ストレージは動画をダウンロードする時使う時もありますが、基本は必要ないかと。本体に8GBもストレージありますし。
さて、ざっと2つの性能を比較してみましたが更に詳しく比較していくためそれぞれのメリット・デメリットも見ておきましょう。
FireTVのメリット・デメリット
メリットはスペックの高さです。
メモリがStick版より多いため動作が重くなりにくく、また最高解像度も高いためデバイスや見る作品によりますが4Kで楽しむことも可能となります。
他にも外部ストレージの有無も人によっては大きいかもしれません。
動画ダウンロード機能がある場合、そちらに保存することも可能ですので。
デメリットは高価格であることです。
11,980円は流石に高いですね。
動画配信サービスを見るためだけにFireTVシリーズを使う場合、スペックが無駄に高すぎるため活かしきれませんし。
アプリゲームをプレイしたい場合、こちらもありかと思います。
動画配信サービスをテレビで見るためだけに使うのであれば正直Stickで十分かと。
Fire TV Stickのメリット・デメリット
メリットは低価格(4,980円)かつ、十分なスペックです。
FireTVと比べてしまうと、スペックが見劣りしますが動画を見る分には十分なスペック。
特に動作の快適さに影響するプロセッサはStick版だろうとFireTVだろうと、性能は変わらないのも大きいです。
またUSBメモリのような本体になってますのでかさばらず、扱いやすいのもメリットかと。
デメリットはゲームをするには低スペックである点です。
動画配信サービス、Huluなどのアプリを利用する分には十分なスペックですが高画質なゲームをするには不十分。
単純なゲームなら遊べますが、最新のアプリゲームになると怪しいですね。
他にも最高解像度がフルHD(1080p)までと言うのは気になる人には気になる点でしょう。
FireTVシリーズとクロームキャストの違い
FireTVシリーズどちらが動画配信サービスを見るのに適しているか結論付ける前に、クロームキャストに触れておきます。
クロームキャストもいわゆるメディアプレイヤーというやつで、テレビに繋げるだけで動画配信サービスなどが楽しむことが可能です。
で、疑問となるのがFireTVとクロームキャストどっちが良いのかという点。
どちらが良いか問題、実はクロームキャストがスペック非公開なので一概には言えないんですよね。
ただ初期モデルのスペックは一時期出てましたが、それはStickの完全下位互換でした。
現在は分かりませんが、そこまで性能差は出ていないと考えてよいかと思います。
クロームキャストよりはFireTVシリーズの方がおすすめ
ちょっと雑な比較になってしまい申し訳ありませんが、情報が非公開なので…。
おそらく性能差はほぼなし、どちらかと言えばFireTVStickの方が高性能と考えて良いです。(クロームキャストの旧モデルの性能を考えて)
また口コミをチェックしてみますと、「FireTVシリーズに比べるとクロームキャストは応答に時間がかかる」という意見もあります。
ちなみにクロームキャストの価格は4,980円とFire TV Stickと同価格。それならFireTVStick使ったほうが良いかと僕は思います。
動画配信サービスを見るなら、Fire TV Stickがおすすめ!
もう一度比較表を載っけておきます。
Fire TV Stick | Fire TV | |
---|---|---|
価格 | 4,980円 | 11,980円 |
プロセッサ | クアッドコア | クアッドコア |
メモリ | 1GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
解像度 | 最高1080p(フルHD) | 4K(UHD) |
外部ストレージ | なし | microSDスロット |
USBポート | なし | USB2.0 |
簡単に言ってしまうと、手軽なのがStick版。
高級路線なのがFireTV版なんです。
で、動画配信サービス。HuluやU-NEXTを見る分には正直Fire TV Stickのスペックで十分。
価格にそこまで差がないならFireTVもありでしたが、7,000円も違うとなるとStickで良いかなって感じです。
ただゲームなどを楽しみたい場合や、少しでも高解像度で楽しみたいという場合はFireTVの方もありだとは思います。
結局のところ価格とスペックどっちをとるかですね。
僕は動画配信サービスを見るのに使うだけなら、Fire TV Stickで十分かと思いますよ!
FireTVとFire TV Stickの違いについてまとめ
- FireTVは高性能・高価格。少しでもハイスペックが良いならこっち
- Fire TV Stickはコスパ良。動画配信サービスを見るだけならこっち
- ちなみにクロームキャストよりはFireTVシリーズのほうがおすすめ
動画配信サービスはスマホやタブレットからでも楽しむことができます。
ただ、テレビっ子な僕としてはやはり画面の小ささを感じてしまうのです。
勇気を出してFire TV Stickを買い、テレビでHuluを見始めた時の感動は忘れられませんね。
どうせ動画を見るなら大画面で楽しんだほうが得というもの、少しでも早く充実した生活を満喫してみてください!