涼宮ハルヒの憂鬱と言えば、日本のアニメ需要を爆発的に拡大させたと評判のアニメ。
リアルタイムでは見ませんでしたが、後々見てアニメにのめり込んでいきましたね。
で、久々に最近見たんですがやはり面白い。
これはアニメ文化を立役者になるわなと感じます。
涼宮ハルヒの憂鬱は軽快な動きと、独特な語り口が魅力のアニメ
涼宮ハルヒの憂鬱がこれほどまで愛されているのはなぜか。
それは、
1.軽快なアニメーション
2.キョンの癖になる語り草
この二点に尽きるのではないでしょうか。
涼宮ハルヒの憂鬱自体の設定も非常に興味深く、日常的要素にセカイ系を組み合わせているのは意外と見たこと無いモノな気がします。
ただ、ハルヒの良さはそこではなくアニメーション及びキョンの語りではないかと思うのです。
涼宮ハルヒの憂鬱はとにかく動くし、魅力的
かの有名なハレ晴レユカイ。
こんだけグリグリ動くEDってなかなかないでしょ。
このEDのようなアニメーションが、作中所々で見られる。これって正直今現在放送されている作品でも少ないと思います。
ハルヒと近いジャンルの日常系作品でこんだけ動かすことはまず無い。
京アニの凄さなのかもしれませんが、とにかくアニメとしての完成度が高い。ココが魅力だと僕は見て思いましたね。
軽妙な語り口がとにかく作中に引き込んでくる
杉田さん演じるキョンの独特な語彙と言い回しからなる語りは、ハルヒ以外じゃないんじゃないかと。
冒頭のこんなセリフが作中幾度となく挟み込まれるんですが、とにかくセンスが光るというか原作者の谷川流の続編執筆がどれだけ時間が経とうとも待たれる理由がわかりますね。
あと冒頭、白黒のシーンがハルヒの自己紹介とともに一気にカラーになるんですがここ考察のしがいあって好きです。
あんだけ斜に構えたことを語るキョンですが、結局ハルヒのような突飛な変人を心の何処かでは待っていたんじゃないかとそう思わされます。
エンドレスエイドだけ、あれは流石にあかん
まだハルヒ見てないけど、このページを見ている方向けに引用。
1話目放送の翌週に、ほぼ同様の内容の2話目が放送されたのである。その翌週に、ほぼ同様の内容の3話目が放送された。しかしそれでも話が完結することなく、4話目、5話目と続けてほぼ同様の内容のストーリーを展開。
そして最終的に、「エンドレスエイト」のストーリー完結までに要した話数は8話。
要するに、8話連続ほぼ同様のストーリーが繰り返されたのである。
厳密には作画監督が変わり、構図変化や声優も毎回新規収録していたりと変化はあるんですが、内容が同じだと流石に限界があります。
それが八回。一度や二度じゃないからこりゃたまらん。
リアルタイムで見てなかったんですが、阿鼻叫喚だった様子。1話、2話、3話と同じ内容が続くにつれ「まさか本当に8回やらないよな…」と疑惑渦巻いていたらしいです。
正直僕も改めて見た時1話と8話目しか見ませんでした。
この8話の労力があったら、現在アニメ化されていないエピソードもアニメーションとなっていたのではと思うと悲しみに溢れますね…。
ハルヒ、基本的には全面的に面白かったと思いますがこのエンドレスエイトだけは不満が残ります。
涼宮ハルヒの感想まとめ
総評書くなら、「ハルヒは最高に面白い」と書きましょう。
思い出補正もあるかもですが、何度見返しても引き込まれる何かがこの作品にはあります。
てか本当に谷川流さんの文章というか言い回しはセンスが光るなぁ。ラノベ購入して読み漁りましたけど、文章を書くものとして尊敬せずにいられませんね。
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