破竹の勢いで規模を拡大しているAmazon。
そこが打ち出しているサービスの一つがこの「プライムビデオ」。
定額料金を支払うだけで対象作品が見放題という動画配信サービスですが、果たして値段相応の価値はあるのでしょうか。
そこで月額の料金に触れながら、他のサービスと比較してプライムビデオはどうなのかを検証していきます!
月額いくらでプライムビデオが利用できる?
プライムビデオはそもそも、アマゾンが提供しているプライム会員向けのサービス。
ですのでプライムビデオ自体に入会するという形ではなく、プライム会員になることでプライムビデオを利用することになります。
つまりプライム会員になるための料金を支払えばプライムビデオを利用できるということ。
で、そのプライム会員は月額という形でなく年会費という形で提供されています。
プライム会員の年会費は4,900円、月額に直すと約408円程度です。
Amazonビデオ全てがプライム会員になれば見れるというわけではありません。
プライムビデオ対象作品かどうかは、動画サムネイルにプライムの文字があるかどうかで判断できます。
↑こっちはプライム対象作品、左上にプライムの文字があります。
↑こっちはレンタル購入などが必要な作品。
プライムビデオが利用できると言ってもAmazonにある動画が全て無料で見れるわけではありません。気づかないうちに課金しないよう気を付けましょう。
プライムビデオって実際料金に見合った価値はあるの?
あります。
といってもそれはプライム会員の特典が動画見放題サービスだけではないからです。
プライムビデオに料金相応の価値がある理由は複数あるのですが、個人的には以下の3点が大きいかなと思っています。
- 料金以上に見放題作品が多い
- プライムビデオオリジナル作品が面白い
- そもそもプライム会員自体の特典が豪華すぎる
それぞれ詳しく見ていってみましょう!
料金以上にプライム対象作品が多い
2015年頃は正直プライムビデオはしょぼかったです。
見放題作品数はおおよそ5,000作品程度、多いとは決して言えませんでした。
しかし2017年、5月現在のプライム対象作品の数は約30,000作品!
大手動画配信サービスであるHuluの作品数が月額933円で40,000作品程度のことを踏まえるとかなりの強さと言えます。
プライムビデオは月額換算だと408円程度で30,000作品近いですから。
ただし、プライムビデオはHuluに作品数では勝っていますが、正直質などを見るとHuluのほうが動画配信サービスとしては強いです。
Hulu玄人がサービスの質を評判が気になる人向けに口コミしてみる
それでもプライムビデオに価値があるというのは、ある強みがあるからに違いありません。
プライムビデオオリジナル作品が面白い
Huluなど他の動画配信サービスにもありますが、そこ特有のオリジナル作品が存在します。
アマゾンのオリジナル作品はやはり資金力があるためか、非常に面白い作品が多いです。
例えば最近有名なのが『バチェラー・ジャパン』。
あらすじ
世界一の恋愛リアリティ番組「The Bachelor」遂に日本上陸。2002年の放送開始から、瞬く間に全米で最も愛される国民的人気番組に成長した「The Bachelor」。たった1人の理想の男性が、多数の女性の中から最高のパートナーを選び、1人にプロポーズをするという究極の恋愛番組。
たった一人の男性を女性が奪い合うという番組、ネット発のオリジナル番組だからこそ放送できるけっこうヤバメな動画だと思います。だからこそ面白いんですけど・ω・
他には『ドキュメンタル』なんかも面白いです。
あらすじ
松本人志プレゼンツ、密室笑わせ合いサバイバル。10人の芸人たちが自腹の参加費100万円を握りしめ、芸人のプライドと優勝賞金1000万円をかけて笑わせ合う。最後まで笑わなかった者が勝ち。密室に閉じ込められた芸人が極限まで追いつめられることで生まれる本能むき出しの笑いを見逃すな!
見ればわかりますが日本のテレビじゃ間違いなくできないだろうなぁって内容です。
ある意味、究極のバラエティ作品なんじゃないかと。
こういう一部の人には不適切だけど、見てみたい人が多い作品を放送できるのもAmazonという企業ブランドだから成せる事なんだろうなと思います。
他にも沢山のプライム会員を対象としたオリジナル作品が存在します。色々波紋を呼びそう作品が多いので、放送中止になる前に見といたほうが良いかも汗
そもそもプライム会員自体の特典がすごすぎる
書き出したらキリがないのですが、とりあえずプライムビデオ以外で5つ特典を挙げてみます。
- fireタブレットが4000円引きになる
- kindleシリーズも4000円引き
- お急ぎ便が無料
- プライム対象の音楽も無料で聴き放題(プライムミュージック)
- タイムセールに一般ユーザーより早く参加可能
まずはタブレットとkindleが4000円引きという点。
正直この2つが欲しいと思う人はプライム会員の年会費が3,900円である以上入会しないという手が存在しません。
だって年会費 < 値引き額ですから。ぶっちゃけプライム会員にならずタブレットやkindle買った人は情弱と言っていいレベル。
他にも通販をよく利用する人には嬉しいお急ぎ便無料。
お急ぎ便使うと大体の地域は1日以内に荷物が届きますので超便利、一般会員で使うと結構馬鹿にならない料金がかかるので地味にありがたい特典です。
またプライムビデオと似たようなサービスでプライムミュージックというのが存在します。
amazonで対象の作品なら無料で聴き放題というサービスで、ドライブの時とかのBGMにめっちゃ使える良いサービスなんですよねこれ。
定期的に開催される、異常な値引率なタイムセールも一般ユーザーより早く参加できますので買えなかったと悔しい思いをすることもなくなります。
と、ここまで5つの特典の詳細に軽く触れましたが、これら以外にもプライムラジオとか、プライム会員のみが使えるパントリーサービスなど盛りだくさん。
動画配信サービスとだけ使うならプライム会員より他の動画配信サービス(僕的にはHuluかな)を利用するほうが利口だと思いますがこの大量にある特典を有効に使えるならプライムビデオもありだと思います。
僕個人はamazonをよく利用するので、プライム会員です。ただやっぱりプライムビデオだけだと物足りないのでHuluやその他の動画配信サービスもちょくちょくかじってる感じですね。
プライムビデオの料金についてまとめ
- プライムビデオを利用するには年会費4,900円(月額約408円)
- プライムビデオは見放題作品数が30,000弱と値段以上の価値あり
- ただし動画の質が低めなので他の特典も有効に使えるならありという感じ
途中にも書いたのですが、プライムビデオの作品数は2015年頃は5,000作品程度でした。
それが現在2017年5月時点では30,000作品程度存在します。
このまま行くとおそらくプライムビデオはあらゆる動画配信サービスを凌駕する、最強のサービスになることでしょう。
他のサービスをプライムビデオが超え始めたら「新規は値上げする」なんてこともありえますので、後悔しないよう早めにプライム会員になった方がいいかもです。