Amazonが提供するテレビ用便利グッズ『Amazon Fire TV』。
メディアストリーミング端末なんて呼ばれ方もしています。
どんなことができるかというと、主にストリーミング配信されているコンテンツをテレビで見られるようにすることが可能です。
(ストリーミング配信は簡単に言うとインターネットを通じて見れる動画のこと。)
とても便利なグッズで、家庭に導入すればテレビを今まで以上に楽しく使えるようになりますよ。
『Amazon Fire TV』で出来ること
- ストリーミング配信のコンテンツをテレビで視聴
- アプリゲームなどをテレビで楽しむ
- スマホやタブレットの画面をテレビに。(ミラーリング機能)
特に『Amazon Fire TV』で使われている機能はストリーミング配信のコンテンツをテレビで視聴するというもの。
YoutubeやAbemaTVなどの無料配信のものや、Hulu・U-NEXT・dTVなどの有料動画配信サービスのコンテンツなどをテレビで簡単に楽しむことができます。
基本的にYoutubeやHuluなどの動画配信サービス、スマートフォン(iphone)で楽しんでいる人がほとんどでしょう。
しかしよく考えてみればスマホって非常に画面が小さいです。
もしYoutubeやHuluなどをテレビの大画面で見れたら今まで以上に動画を楽しめると思いません?
実際、僕はFireTV利用させてもらってますが全然違います。テレビで見ると情報量が違うのか、今までとは比にならないぐらい楽しめるようになりました。
『Fire TV』と『Fire TV Stick』の違い
『Amazon Fire TV』はシリーズ物となっていて、簡易版のStick仕様のものと本家の2種類が存在します。
ちなみにどちらもNewモデルが発表されていますので旧モデルを買わないよう気を付けてください。
名称 | Fire TV Stick | Fire TV |
---|---|---|
価格 | 4,980 | 8,980 |
解像度 | 最大 60fps・1080p | 最大 60fps・4K |
HDR-10対応 | なし | あり |
プロセッサ | クアッドコア 1.3GHZ | クアッドコア 1.5GHZ |
メモリ | 1GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
音声認識リモコン | あり | あり |
音声認識リモコンアプリ | あり | あり |
オーディオ | Dolby Audio | Dolby Atmos |
wif-fi | デュアルバンド デュアルアンテナ 802.11ac(MINO) | ュアルバンド デュアルアンテナ 802.11ac(MINO) |
違いのある項目を赤字にしています。
Stickはマイナーチェンジ版で価格以外のスペックは基本的に劣っています。
それでも価格の差は大きいと判断して昔は「Fire TV Stickを使うと良いよ」とおすすめしていました。
しかし、FireTVのニューモデルが11,980円から8,980円に値引きされたのでFire TVの方が現状おすすめです。
ちょっと理由について掘り下げさせてもらいますね。
『Fire TV Stick』より『Fire TV』の方がおすすめな理由
色々違いはあるんですが主な理由は以下の3つです。
- 解像度4K対応
- HDR-10対応
- オーディオがDolby Atmos
まず解像度の4Kについて。
これは現在最高品質の画質でこれ以上の高画質はありません。家電屋で展示されている大きなテレビなんかは大体4Kでめちゃくちゃ美麗です。
そんな4K画質で動画を楽しめるというのはかなり大きいといえます。
しかも最近は画質のスケールアップ機能をもったテレビも多く、DVD画質だろうと4K相当で楽しむことが可能です。
更にHDR-10対応になったことで描写が弱かった暗部まで細部に渡り美麗になりました。これは動画ジャンキーなら使うしか無いって感じあります。
そして最後にオーディオの進化ですね。
Dolby Audio(ドルビーオーディオ)とDolby Atmos(ドルビーアトモス)は親戚みたいなもので基本的には似ています。
ただ『Dolby Atmos』のほうがより低音から高音を鮮明に表現することに成功しており、音声を更に楽しむことが可能です。
動画にせよゲームにせよ音は重要な要素ですので、よりコンテンツを楽しむならStick版より『Fire TV』の方が良いかなという印象があります。
※『Fire TV』ニューモデルは2017年10月25日から日本で発売されます。
『クロームキャスト』と『Fire TV』の違い
メディアストリーミング端末は『Fire TV』だけではありません。
クロームキャストと呼ばれるものも存在しています。
『Amazon Fire TV』と同じで動画配信サービスなどをテレビで利用できるようになるのがクロームキャスト。
この2つの違いもチェックしておきたいところですが…残念なことにクロームキャストはスペック非公開となっています。
一応最高画質は公開されていますが1080p(Stickと同じ)とのこと。
Amazonの発表によりますと「クロームキャストはAmazon Fire TV Stickの劣化版」ということらしいので選ぶことはないかと思います。
価格に関しても4,200円しますのでだったらStick買ったほうが利口かと。
『Amazon Fire TV』がおすすめな人
- テレビでYoutubeやHuluなどを楽しみたい
- アプリゲームを楽しみたい
- スマホの画面をテレビに映したい
特にテレビでいわゆる動画配信サービスを楽しみたいならFire TVはかなりおすすめ。控えめに言って人生充実します。
『Fire TV Stick』と『Fire TV』どっちが良いかは財布と相談しながら選ぶとよいかと。
個人的には『Fire TV』選んだほうがより動画を楽しめますのでおすすめです。
一応『Fire TV Stick』でも動画を見るだけだったら特に問題なく楽しめます。
ただアプリゲームもやりたい場合は『Fire TV』じゃないと、カクついたりしてストレスが溜まるので気を付けてください。
これから先は4K(UHD)の時代が来るでしょうし、せっかく買うならハイスペックなものを手に入れたほうが良いかと。安物買いの銭失いなんて言葉もありますし。
『Amazon Fire TV』に対応している動画配信サービス
『Fire TV』を利用する人の多くはYoutubeやHuluなどの動画配信サービスを楽しむと思います。
Youtubeなどの無料動画配信サービスは良いのですが、有料の動画配信サービス。これをテレビで見たい人は気を付けてほしいことが一つ。
全ての動画配信サービスが『Amazon Fire TV』に対応しているわけではないのです。
主な有料動画配信サービスで『Amazon Fire TV』に対応しているのは以下の通り
Hulu
U-NEXT
dTV
Netflix
Amazonプライムビデオ
dアニメストア
GYAO!
DMM.com
ビデオマーケット
DAZN
など…。
『Hulu』や『U-NEXT』、『dTV』など日本国内でトップシェアを競う動画配信サービスは対応しています。
使っている人は少ないかもしれませんが、僕が個人的に愛用している月9ドラマなどが楽しめる『フジテレビオンデマンド』はFire TVに対応してません…残念。
上記有料の動画配信サービス以外にもYoutubeやAbemaTV、ニコニコ動画などにも対応していますので相当マイナーなサービスを利用していない限りFire TV楽しめるかと。
動画配信サービスを軽く解説
これから有料の動画配信サービスを利用してみたいと思っている方向けに主なサービスの特徴を解説しておこうかと。
※詳細を知りたい場合はリンク先を見てください。
まずは『Hulu』
Huluはコスパが動画配信サービスの中でかなり良いため初心者におすすめです。また海外ドラマが充実しているので、アメリカンなノリが好きな人には最適かも。
次に『U-NEXT』
U-NEXTは月額料金が1,990円と高めなかわりに配信数・見放題作品数ともにトップクラス。財布に余裕のある動画ジャンキー向けのサービスです。
最後に『dTV』
月額料金が500円と非常に安い代わりに、見放題作品数は少なめです。ただし配信作品数が多いのでレンタル前提で使うなら見れる作品が多く楽しめるかと。
それから深夜アニメが好きなら『dアニメストア』がいい感じ。月額400円とリーズナブルですし、楽しみやすいです。
『Amazon Fire TV』についてまとめ
- 『Fire TV』を使えばテレビで動画やアプリゲームを高クオリティで楽しめる
- Stick版より4K画質で高音質な『Fire TV』の方がおすすめ
- 少しの手間で人生が充実しますよ、ガチで。
一昔前は1080pのブルーレイ画質が最高品質でした。
それがいつの間にやらブルーレイより2倍高画質な4Kが台頭している…時代の進歩は恐ろしいですね。
しかし現代人に生まれた以上、最新技術に触れないのは損というもの。
今すぐFire TVで高音質かつ美麗な4K画質を楽しんで、人生をより豊かにしちゃいましょう!