昔からありましたが、ラノベ原作のアニメ。年々増えているように感じます。
落第騎士の英雄譚もラノベ原作アニメの一つで、視聴前は「テンプレアニメっぽいな」という印象でした。
2015年当時、同時期に放送された『学戦都市アスタリスク』というアニメと似ているなんてのでネタにされていて、その影響で更にテンプレ感が増していた感じあります。
ただ実際視聴してみた所、落第騎士の英雄譚は評価されるべきテンプレアニメとは一線を画する作品だったのです。
落第騎士の英雄譚はどんなアニメ化今一度確認
己の魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い《魔導騎士》魔導騎士の養成学校「破軍学園」に通う黒鉄一輝 (くろがねいっき) は、能力値が低すぎて留年した《落第騎士 (ワーストワン)》だった。そんな彼は、ある日、ヴァーミリオン皇国の皇女、ステラ・ヴァーミリオンから「敗者は一生服従」という決闘を一方的に挑まれる。十年に一人の天才と呼ばれるステラとの勝負の結果は誰の目にも明らかのはずであったが、しかし、彼は勝利してしまう。一輝は魔法の代わりに剣技を極めた、異端の実力者だったのだ。才能の不足を圧倒的な努力で克服し、騎士の高みを目指す一輝の姿に、ステラは次第に惹かれ初めていく…。この出会いをきっかけに、一輝は、並み居る強敵をなぎ倒し、最底辺から頂点へと駆け上がる! 熱血学園ソードアクションここに開幕!
引用:Hulu
長い(汗)
簡単に言うと『魔法科高校の劣等生』や『とある魔術の禁書目録』と似たような最弱だった主人公は実は最強クラスだった的な展開を持つ作品です。
不当な評価をくだされた結果、実力はあるのに最弱の称号を与えられた…。正直テンプレと言って良い構造を持つ作品ではあります。
ではなぜ僕がテンプレアニメとは一線を画する作品と書いたのか。
それは非常に努力をするスポ根的要素を兼ね備えているからです。
『魔法科高校の劣等生』にしろ『とある魔術の禁書目録』にしろ、主人公自体が持つ生まれ持ったユニークスキル的存在が最強足らしめていますが、落第騎士の英雄譚は違います。
とにかく根底にあるのは努力で、まるで熱血スポーツ漫画を読んでいるように気持ちになってくるのです。
このスポ根的要素こそが落第騎士の英雄譚をテンプレアニメとは一線を画する、評価されるべきアニメ足らしめているわけです。
落第騎士の英雄譚はこんな人に見てほしいアニメ
最弱な主人公が実は最強だったことが徐々に周りが認識していく。
こういったカタルシスを感じさせる展開が好きな人。
また従来のテンプレアニメとは違ったスポ根的、努力を軸においた作品が好きな人におすすめしたい作品です。
強さのベクトルが能力メインではなく、信念や努力により培われた自信。
スポーツ漫画で取り扱われそうな熱い要素が、場面場面に散りばめられた良作ですのでテンプレアニメに飽きたという人には一度見てほしいアニメですね。
落第騎士の英雄譚を評価した理由まとめ
- 最弱で周りにバカにされていた主人公が徐々に周りに認められていく事によるカタルシス
- テンプレアニメとは違った、努力が根底にある最強要素
- スポ根アニメのような熱くなれる展開
一番このアニメをおすすめしたい理由は、努力が根底にある最強要素です。
この努力の要素によって嫌味のない主人公が演出されていて、視聴にストレスを感じさせません。
また触れてきませんでしたが、バトル演出も素晴らしく良い意味で厨二心をくすぐります。
OPもかっこよく、視聴を繰り返す内に鳥肌が立つようになっちゃいました(笑)
いつものテンプレアニメとは一味違ったバトル系作品を楽しみたいならイチオシな作品ですよ。
今なら落第騎士の英雄譚はHuluで視聴可能です。(2017年10月時点)